記事はまず、中国にはない日本のデコトラ文化について、トラックの外観を電飾で派手に飾り、夜になると圧巻だと紹介。デコトラの始まりは、50年代に世の中に反抗し、人の目を引くためにバイクやトラックを派手にした人びとで、「トラック野郎」シリーズの映画で流行し、米国のトラックから影響を受けた面もあると伝えた。
日本のデコトラ愛好家が派手にしているのは外観だけではない。記事は、本革やシルクなどの高級素材を利用して、内装も豪華にしている人もいると紹介。かなりお金をつぎ込み、全財産をつぎ込む人や35年かけて完成させる人もいると伝えた。
それにしても、中国にはデコトラのような文化がないのはなぜだろうか。記事は、「日本ではトラックの運転手はかなり稼いでいる」と指摘。趣味とはいえ、トラックにそこまでお金をつぎ込めるだけの稼ぎがあることになる。この点、中国のトラック運転手は勤勉ではあるが、気持ちにも経済的にもそこまでのゆとりはないと分析している。だが記事は、「せめて泥だらけのトラックをきれいにするくらい車を大切に」して欲しいと希望を伝えた。
とはいえ、かつてはよく見かけたデコトラも最近では目にすることがかなり減ったのではないだろうか。
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