記事は、18日にヤフージャパンの子会社ZホールディングスとLINEが経営統合で基本的合意に達したことを発表したと紹介。
その答えについて記事は「本当にその可能性があると思う」との見解を示した。理由としてまず、ヤフージャパンの親会社であるソフトバンクがアリババの発展に大きく寄与し、株主として資金を提供するとともに、アリババの組織体系や財務体系を構築する上で重要な役割を果たしてきたことから「アリババの商業モデルは熟知しているはずだ」と分析した。
また、LINEとヤフーとの統合により、ソフトバンクはアリババ最大の弱点と言えるSNSサービスの柱を獲得することに成功したと説明。長年の協力関係によりアリババの経営ノウハウを理解し、なおかつ強力なSNSや情報メディアとしての強みを持つことにより、アリババに匹敵するようなECプラットフォームを構築することは「全く問題ないとは言わないが、少なくとも非常に大きな障壁はない」と論じた。
一方で、廉価な労働力をバックボーンとする流通ネットワークを構築できた中国とは異なり、日本は少子高齢化に伴って労働力が不足しているため、中国のような物流体系を構築するとなれば非常に困難が伴うとも指摘している。
記事は最後に「ともあれ、ソフトバンクは世界最強クラスの資本機構であり、やはり期待しないわけにはいかない」と結んだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
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