中国メディア・環球網は6日、新型コロナウイルスの感染拡大が続く中国に対して日本政府や各地の自治体、市民から応援や励ましのメッセージが次々寄せられるなか、日本の駐中大使が手書きで「武漢がんばれ」と声援を送ったと報じた。

 記事は、日本大使館の中国版ツイッター・微博(ウェイボー)アカウントが6日に書き込みを行い、「日本は新型肺炎に立ち向かう武漢そして中国のみなさんを全力で支援していきます。
武漢加油! 中国加油」という横井裕大使の手書きによるメッセージ画像とともに、その中国語訳を掲載したことを伝えた。

 そして、横井大使の手書きメッセージに対して中国のネットユーザーが「日本による中国のウイルス感染状況への気遣いと寄付に感謝します」、「山河は違えど、同じ風が吹き同じ月を見る。ともに縁を結ぼう」、「事態が収束したら、日本にお芝居を見に行きます」など感謝のコメントを続々と寄せたと紹介している。

 また、7月に開幕する東京五輪に言及するユーザーも少なからずおり「ありがとう。あなたたちも五輪をがんばってください」、「がんばろう。東京五輪に影響が出ないことを祈る」、「一緒にがんばろう。ウイルス騒動が早く終わり、東京五輪がすべて順調に進むことを願っている」といった声も見られたと伝えた。

 現時点では感染者の数が増え続けており、いつまでこの状況が続くのか、経済や社会にこの先さらにどの程度の影響が出るのかが見えない状態だ。その中で人びとができるのは、体調管理に気を付けること、そして互いに励まし合うことである。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)


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