中国では、新型コロナウイルス対策で外出が厳しく制限されたため、かなりの時間を自宅で家族と共に過ごさざるを得なくなった。そのため、少なからぬ人が暇を持て余し、「テレビを見て過ごした」ようである。記事によると、「テレビの視聴率が記録的な数字に達した」そうだ。
記事によると、そのために「LEDプロジェクター」が注目されるようになったという。家族で毎日テレビや映画などを見るなら、テレビの画面では小さすぎるということのようだ。中国では、日本の家庭よりも大型のテレビが置かれていることが多いが、それでも中国人には小さく感じるのだろう。
自宅でも大きなスクリーンで映画鑑賞ができる家庭用ホームプロジェクターは、日本でも近年普及しつつある。休みの日には家から出たくないという人も多いのだろう。ほかにも、スポーツ観戦やゲーム、プラネタリウムになど、様々な楽しみ方ができる優れものだ。記事は、中国の親のなかには学校が再開されずネット授業を受けざるを得ない子どものために、液晶画面よりも目に優しいということで興味を持った人もいると伝えている。
新型コロナウイルスの感染拡大で、どこもマスクや消毒液が入手困難となり、日本ではトイレットペーパーの買い占めや花崗岩まで高額で取引される騒ぎとなっている間に、中国ではこうした娯楽関連の商品が知名度を上げているというのは、それだけ中国では国民の間で安心感が広まっているということなのかもしれない。
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