スマートフォンとスマートハードウェアを核としたインターネット企業であるXiaomi(01810)は4月7日、Shanghai Foresight Foundationとともに、10万枚を超えるマスクを東京都に寄付すると発表した。

 日本への寄付物資が入った箱には、古今和歌集に収められている和歌より、「春たてば 消ゆる氷の 残りなく」という一節が書かれている。
マスクを寄付することについて、Xiaomi Charity FoundationとShanghai Foresight Foundationは、「日本のマスク不足が緩和され、ウイルスの蔓延が抑制される一助となることを望んでいます」としている。

 寄付されたマスクは、最も感染拡大が深刻な地域を支援するため、Hubei Chamber of Commerce(日本湖北総商会)経由で東京都に届けられ、マスクを必要とする医療機関等に配布されるという。

 XiaomiのPresident of InternationalであるShou Zi Chewは、「Xiaomiは、日本の皆様からの支持がなければ、当社のこの市場でのプレゼンスはあり得ないことを認識しています。そのため、日本を支援し一緒に乗り越えたいと考えています。日本という国に迎えていただいて、日本の企業と同じようにこの国をサポートしていきたいとの思いを強くしています。Xiaomiの日本市場への参入を日本の方々は、熱狂的にかつ温かく歓迎してくださいました。ですので、コミュニティ全体の利益のためのコミットメントと決意をもって、今回寄付を提供できることを光栄に思っております」と語っている

 Xiaomi Charity FoundationとShanghai Foresight Foundationは、数万枚のマスク、数千枚の防護服、その他医療用品を、イタリアやスペインといった国々に寄付している。また、Xiaomiはすでに第一弾となる数万枚のマスクをイタリア、スペイン、フランスに寄付。 COVID-19のパンデミックを阻止するため、今後より多くの国や地域に医療用品を寄付する予定だという。(写真は、日本に贈られる寄付物資。提供:Xiaomi)


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