中国のポータルサイト・百度に26日、日本のお寺と中国のお寺の間に存在する決定的な違いについて紹介する記事が掲載された。

 記事は、日本が中国同様に仏教信仰の盛んな国であり、日本の仏教文化に触れるべく日本の寺をを訪れる中国人観光客も少なくないと紹介。
日本の仏教は今から1400年あまり前に中国から日本に伝わったものであり、現在では日本国内に7万カ所もの寺が存在すると伝えた。

 また、日本の仏教文化は日本文化を形成する重要な一部であり、文学や芸術の分野から市民の日常生活に至るまで大きな影響を与えてきたと説明。日本の寺院建築はもともと中国の建築様式を移行したものであったが、長い歴史の中で改良、変化が進み、現在では日本独特の鑑賞価値の高い建築として存在するとしている。

 その上で、中国人観光客を含む世界各地の観光客が訪れる日本の寺院の多くは入場料を取らず、無料で開放されていると紹介。この点が中国の寺院と大きく異なり、中国では仏を拝むのにお金を取られるのに、日本では「無料」で拝めるのだと伝えた。

 そして、日本の寺に比べて中国の寺は往々にして商業化してしまっており、ちょっとでも名の知れた寺になると、童話やら伝説やらを持ち出した観光スポットとして飾り付け、「ワンストップ式の有料サービス」を導入するのだと紹介した。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)


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