日本は歴史上、中国の従属国にはならなかったものの、中華文明を大いに崇敬しており、特に盛唐期の中国から仏教文化や社会制度、礼儀、茶道、服装など実に多くの事柄を学んだと説明している。
また、京都の古代建築には盛唐期の風貌の他に、宋の時代の面影を残す庭園も見られると説明。金閣寺や銀閣寺、永観堂の庭園からは、中国皇室の庭園や江蘇省蘇州の庭園の特徴を見つけることができると伝えた。
その上で「日本な過去に戦争という大きな過ちを犯したものの、漢文化の保護に関しては非常に優れている」とし、すでに数百年が経過している建築群が何代、何十代もの人の手によって守られてきたと紹介。人びとの努力によって今もなお見事な状態でその風貌を保っているのだとした。
また、古代中国に関する史料も充実し、その説明も細やかであることを伝え、多くの日本人が古代中国文化を今なお崇高なものとして捉えているのだと評している。そして、日本には全国に古代中国文化の影響を残す歴史的な街が多くあるものの、「京都ほど完全な形で残っている場所はない」と伝えた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
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