記事は、尖閣諸島問題について元自衛隊員がアメリカ海軍協会のサイトへ投稿したという文章を紹介。それによると、日本は上陸作戦能力を高め、米軍との合同作戦能力を強化することで中国に対抗すべきだと論じているという。日本はすでに水陸機動団を設立しており、米軍海兵隊の支援を受けているが、作戦能力は力不足なので、強化の必要性を主張していると伝えた。
水陸起動団について記事は、「このような遠征攻撃型の部隊は、日本の防御の需要を超えている」と主張。日本は尖閣諸島問題を口実にして規模を拡大しようとしているが、「日本の野心はこれだけではない」と論じ、台湾問題や南シナ海でも何かしらの行動を試すかもしれないとして、日本に対する警戒感を示した。
また、日本は米軍の力を借りて中国軍に対抗しようとしているが、これは「虎の威を借る狐」であり、実際のところ米中関係の悪化から利益を得ようとしていると主張。さらに日本は軍隊を保有する「正常な国家」を目指しているが、先制攻撃能力や他国へ侵入する能力を欲していると主張し、これは「軍国主義復活に向けたベール」だと論じた。
記事の中国人筆者の主張を見ていると、まるでいまにも日本が中国に攻め込んでくるかのように考えているようにも受け取れるが、妄想も甚だしいと言わざるを得ないだろう。しかし、それだけ日本を恐れているということなのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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