八路軍とは、日中戦争時に華北地方で戦った中国共産党軍のことである。国民党軍は前線で旧日本軍と戦い、八路軍はテロやゲリラ戦を主に行っていたとされる。記事は、実際のところ八路軍は旧日本軍を相手に非常に手こずり、苦戦したと伝えている。八路軍が旧日本軍に「驚かされた」のは、部隊を新たに編成した直後の第一戦目からだったという。
記事は、当時の旧日本軍は突然のゲリラ攻撃に防御する暇もなかったものの、取り乱しもせず冷静に応戦したと紹介。また、明らかな劣勢にもかかわらず、旧日本軍が思いがけない抵抗を見せたため、八路軍のある兵士は後に「これほどかたくなに抵抗する敵を見たことがなかった」と振り返ったと伝えている。
また、さらに八路軍を驚かせたというのは、旧日本兵を「捕虜にできない」ことだ。捕虜になるなら死んだほうが良いという考えから、重傷を負っても捕らえられる前に自殺してしまうからで、「1人も旧日本兵を捕虜にできなかった」戦闘もあったと主張。「どんなに劣勢でも逃げず、投降もせず、最後まで戦い、捕虜になりそうになると自ら命を絶った」のが真実の旧日本軍の姿だと伝えた。
抗日神劇をいくら見たところで、戦争の歴史を正確に知ることはできないだろう。記事の中国人筆者は、「抗日神劇に出てくるような無能な日本兵だったら、さっさと戦争を終わらせて中国兵たちはすぐ家に帰れただろう」と指摘。
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