
記事はまず、日本人は国産車が好きだと紹介。このランキングも、上位はトヨタ・ホンダ・日産の3社で占められていた。「日本の自動車メーカーは技術、販売台数、品質のどれをとってもトップレベルで、有名な国内メーカーが軒を連ねているのだから、それも当然だ」と感心している。
日本の消費者は、どんな車種が好きなのだろうか。記事は、ランキング上位は「小型車ばかりだ」と指摘。中国で有名なトヨタ・カローラも、ホンダ・フィット、トヨタ・ヤリスも小型車だ。中国では極めて人気が高いトヨタ・アルファードは、日本では中国国内よりずっと安く買えるにも関わらず10位止まりで、中国ではなかなか手に入らない高級車のレクサスでさえ、やっと50位に入るほどだと伝えている。
このランキングから、日本人の小型車志向がはっきり分かると言えるだろう。しかも、上位50位以内はすべて国産車であり、これはランキング上位に海外メーカーが入る中国とは大きく異なっていると言えるだろう。もっとも、シェアは少ないとはいえ欧州車も日本の富裕層に人気が高く、高級車には欧州車が選ばれることが多く「二極化している」とも分析している。