巨人は前日14日に交流戦全18試合を終了。シーズンの行方を占うとされる戦いを10勝6敗2分けの貯金4で終え、セ・リーグ唯一の勝ち越しを果たした。

 10勝中、実に8つ先発投手に白星がついた。5月上旬から中旬にかけては6試合連続で先発に白星がない時期もあったが、交流戦では先発陣が長い回を投げ、奮闘が光った。

 戸郷は5月27日・ソフトバンク戦で7回1失点で白星。3日・オリックス戦では2回途中で危険球退場となったが、10日・楽天戦では自己最多の14奪三振を記録し2年ぶりの完封勝利を挙げた。今季は不振で開幕2軍だったが、5月上旬に初先発。交流戦に入って、本来の姿を示す好投が目立った。

 上半身のコンディション不良で開幕1軍を逃していた西舘は、5月30日・日本ハム戦で今季初先発すると、6回無失点で白星。井上は5日・ロッテ戦で2失点プロ初完投勝利を挙げるなど交流戦期間で2勝をマーク。過去2年で3勝だった2023年ドラフト1位右腕が、ようやく本領を発揮しはじめた。

 白星が遠かった則本も2日・オリックス戦で6回途中2失点と力投し移籍後初勝利。ウィットリーは13日・西武戦で2か月ぶりの白星を飾った。

 チームのストロングポイントでもある救援陣は健在。

昨季終盤から最大の懸案となっていた先発陣の整備が一気に進み、交流戦明けのリーグ戦でも期待感を抱かせる18試合だったといえる。

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