◆日本生命セ・パ交流戦 2026 西武1―0巨人(14日・ベルーナドーム)
巨人が西武に今季8度目の0封負けを喫し、5カードぶりの負け越しとなった。先発・井上温大投手(25)が力投を見せるも、5回に石井に許したソロ弾に泣いた。
勝利で締めることはできなかった。巨人は初対戦のワイナンスのシュート系の速球、独特の軌道のチェンジアップに苦戦して今季8度目の完封負け。橋上監督代行は「絞りきれず対応が難しかったですね」と7回途中無失点に抑えられた右腕に脱帽した。パ首位の西武との3連戦は負け越したが、交流戦は10勝6敗2分け貯金「4」で終了。「いろんな収穫がありました」と前向きに受け止めたように、投打に光が差した。
【投手】先発投手が7イニング以上投げた試合は、交流戦前まで46試合中7試合だったが、交流戦では18試合中7試合。パの本拠地ではDH制で投手が打席に立たなかったこともあるが、竹丸がチーム初完投、井上がプロ初完投勝利、戸郷が今季初完封。西舘の好投も光った。可能な限り引っ張り、長い回を投げる意識が浸透した。
リリーフも田中瑛、大勢、マルティネスの鉄壁勝ちパターンだけでなく中川、船迫、赤星らも奮闘して層の厚さを示した。
【野手】最大のプラス材料は機動力野球だ。交流戦18試合でここまで12球団最多の15盗塁。浦田が8盗塁でリーグ最多17盗塁とし、チームとしても今季47盗塁はリーグ最多だ。この日は浦田に痛恨のけん制死もあったが「今回のことはもちろん反省しますけど、今後、規制がかかるとは考えていないですし、選手に対してもそういう思いはさせたくない」と積極的な走塁を引き続き後押しする。
交流戦の1試合平均3・4得点、チーム打率2割3分と課題も残った。この日は丸が入った3番は日替わりで8人を起用。「レギュラー確定といえないところがいくつかあるので。いい意味でいい競争になっているところはある。少しずつ決められるところは決めていきたい」と今後も柔軟に打順を決めていく方針だ。
直前の本拠地での阪神3連戦で3連敗し、阿部前監督の辞任と激動の中で幕を開けた交流戦。開始時は3位だったが、セ球団で唯一の勝ち越しで終えて、現時点では首位に立ってリーグ戦再開を待つ。










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