◆米大リーグ ブルージェイズ3―8ヤンキース(14日、カナダ・トロント=ロジャーズセンター)

 ブルージェイズ・岡本和真内野手(29)が14日(日本時間15日)、本拠地・ヤンキース戦に「5番・三塁」でフル出場し、2回に左翼線二塁打を放って3試合連続長打をマークすると、3回に三塁へ適時内野安打を放って4試合連続打点と、今季15度目のマルチ安打を記録するなど4打数2安打1打点1三振で打率は2割3分5厘となった。チームは、同点で迎えた9回に中継ぎ陣が2本塁打を浴びて、2連敗となった。

 岡本のバットが熱い。2回先頭の第1打席は、ボールカウント2―2からの5球目。低めへのカーブを左翼線へ弾き返し、悠々二塁に到達した。前日は左翼へ2試合連続本塁打となる15号を放っており、3試合連続長打をマークすると、2点を追う3回2死三塁の第2打席も、同じくカウント2―2からの5球目、今度は外角いっぱいのスイーパーを腕を伸ばしながら三塁線へ。1点差に迫る適時内野安打となった。

 2ストライクからの勝負強さが光る。同カード初戦は、2ストライクからのスライダーを本拠地の5階席に放り込んだ。前日は2ストライクからのシンカーをライナーで左翼ポール際に運んだ。この日は、2ストライクから変化球を2安打。ここまで直球に対し、ハードヒット率63・6%、打率3割1分7厘、7本塁打と得意にしており、敵軍がフォーシームに警戒を強める中、追い込まれてから変化球を自在にヒットゾーン飛ばした。

 「(相手の攻め方が)分かっていても、打てたり、打てなかったりするので。別にもうそこはあんまり…。

勝てなかったので、切り替えて頑張りたいと思います」

 敗戦後の岡本は言葉少なだったが、ヤンキースにしっかりリベンジした3連戦でもあった。絶不調で迎えた5月中旬の敵地・同カード4連戦は、16打数1安打、打率0割6分3厘だったが、本拠での再戦で、打率3割6分4厘、2本塁打4打点。腰の張りを訴え、ゲレロが2試合連続で欠場した中、主砲としてチームを牽引した。

 チームは3―3で迎えた9回に中継ぎ陣が2本塁打を浴びて5失点。8回にボークに抗議し、退場処分を受けたシュナイダー監督は「走者は出したが、なかなかチャンスをモノにできなかった。このシリーズは本当に接戦になる。似たような展開となったが、打てる球を見逃さないことはひとつのテーマだと思います」と課題を口にした。

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