記事は、中国では「芸妓」というと風俗業界と関連付けて考える傾向にあるとした上で、日本の芸妓はそんなことはないと紹介。
また、舞妓あるいは舞子と芸妓との違いについて言及し、舞妓は芸妓よりも階級が低く、20歳前後の若い女性が務めると説明。舞妓はあくまで修行の身であり、客人の前で披露する踊りの稽古から始まり、その後徐々に華道、茶道などの日本の伝統文化についても学んでいくとし、舞妓として4~5年の修行を積むと、晴れて芸妓になれるのだと紹介した。
その上で、舞妓や芸妓は芸事を披露するだけが仕事ではなく、客人にお酒を注いだり、客人と会話をして場を盛り上げたり、日本の伝統的な文化や作法を紹介したり、客人と古代から伝わる主席での「お遊び」に興じたりといった行為を通じて客人をおもてなしする必要があると解説。しばしば「極致のサービスを提供する専門家」と称されると伝えている。
そして、究極のおもてなしを提供する舞妓や芸妓は、特に国際交流の場において日本の伝統文化を外国人に伝えるという重要な役割を担っており、彼女たちの存在により日本の伝統、文化、しきたりが広く世界に伝えられているのだとした。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
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