
イベント冒頭、古市尚久理事長は「海苔の町・大森をアピールする大事なイベント。今年の海苔を食べ比べできる貴重な機会でもある」とあいさつ。続いて登壇した鈴木晶雅大田区長は「海苔愛を世界に向けて発信してもらいたい」と述べた後、コンテストに挑戦。
㊧古市尚久理事長(大森本場乾海苔問屋協同組合)/㊨鈴木晶雅区長(大田区)「産地当てコンテスト」は令和6年度漁期に生産された6種類の海苔を食べて産地を当てるもの。産地、入札日、汐回数、等級、札値などの情報を参照しながら、どれがどの海苔なのかを特定する。味や色、食感のみならず、汐回数や入札時点の相場と札値とのバランスなども判断材料に加える必要があり、難易度が高い。結果、全問正解者は4人のみ。5問正解は0人、4問は7人、3問0人、2問5人、1問11人、正解なし11人。産地当ての難しさがうかがわれた。
「うまい海苔コンテスト」は、それぞれ産地の異なる11品の海苔に対して1~3位を投票するもの。37人中15人が1位に選び、千葉・金田は石渡誠氏が生産した等級「重特」が最優秀賞を受賞した。また宮城・鳴瀬の東松島漁業生産組合①で生産された「寒流一番摘み黒優」と、愛知・西尾味沢の岩瀬明彦氏が生産した「冷◯重重優」の2品が優秀賞に輝いた。