鹿島アントラーズは4日、クラブOBである相馬直樹氏と熊谷浩二氏がトップチームのコーチに就任することを発表した。

 相馬氏は現役時代に鹿島アントラーズや川崎フロンターレで活躍し、J1リーグ通算で289試合出場10得点を記録した。
日本代表としても58試合出場4得点を記録し、1998年のフランス・ワールドカップに出場した経験を持つ。現役引退後は川崎フロンターレの監督やモンテディオ山形のヘッドコーチなどを経て、2014年から2019年まではFC町田ゼルビアで監督を務めた。

 コーチ就任に際し、相馬氏は鹿島のクラブ公式HPで「このたび、17年ぶりに古巣鹿島アントラーズで仕事ができることとなり、大変光栄に思います。ザーゴ監督をしっかりサポートし、チームのために全力尽くします。よろしくお願いします」とコメントしている。

 熊谷氏は現役時代、鹿島アントラーズとベガルタ仙台でプレーし、J1リーグ通算で116試合出場10得点を記録した。
現役引退後は鹿島の強化部スカウト担当、ユースチームのコーチと監督を経験し、2019年からは鹿島のフットボールグループプロチームスカウトを務めた。

 熊谷氏は鹿島のクラブ公式HPで「2020シーズンよりトップチームのコーチに就任することになり、身の引き締まる思いです。チームの力になれるよう、精一杯頑張りたいと思います」 と意気込みを語っている。