アーセナルに所属するフランス人MFマテオ・ゲンドゥージは、新型コロナウイルスが完全に収束した後の試合再開を望んでいるようだ。8日、イギリス紙『イブニング・スタンダード』が伝えている。


 イングランドでは新型コロナウイルス感染拡大の影響で、3月13日にプレミアリーグ、EFL、ウィメンズスーパーリーグが4月3日まで全試合延期が決定。さらに感染拡大が続き、3月19日には4月30日まで再延期となっていたが、4月3日には安全と判断されるまでリーグを無期限で中断することが発表されている。

 ゲンドゥージはフランスのテレビ局『TF1』に対し、「僕にとって一番大事なことは再開されることではない。この流行が終わるまで、試合やトレーニングも一切行わない」と安全が保証されるまでプレーすることを望んでいないことを明かした。

「一番大事なことはみんなの健康だ。それはフットボール界だけではなく、医学の世界や世界中の人のことだ。
それが本当に一番大事なことなんだ。このウイルスが取り除かれるまで、何も再開しないことに賛成だ。今の命令は明確だ。しばらくの間は練習もなく、試合もない。イギリスがフランスに少し遅れて対策し始めたことは、ここも難しい時を迎えているということだ」

「このウイルスによって亡くなる人は多くいる。今、僕たちはこの流行のスタート地点にいるのか、中間にいるのかはわからない。
それでも、終わりではないことは明らかだ。だから、まだまだ再開することはできないと思う」