『FIFA U17女子ワールドカップ(W杯)』出場を目指すU-17日本女子代表。
試合は、開始早々の3分にU-17日本女子代表がスコアを動かす。最終ラインでボールを持ったセンターバックの太田美月が、自陣から右足で大きなフィードを蹴り入れる。最前線で待ち受けていた佐藤もも・サロワンウエキが胸トラップから反転してマーカーを振り切り、ボックス内へと運びながら冷静にネットを揺らし、大きな先制弾を奪った。
勢いに乗るU-17日本女子代表は、11分に右サイドからボールを繋いで左サイドに展開し、ライン際に張っていた牧口優花にボールが渡る。
さらに、相手選手の負傷による中断が明けた65分には、再び太田が右足でロングフィードを供給。最終ラインの背後に放たれたボールに眞城美春が抜け出すと、冷静にGKをかわしてゴールに決め、リードを3点に広げた。80分には、相手のクリアを拾った眞城が平川陽菜に繋ぎ、ゴールから離れた位置で右足を一閃。鮮やかなミドルシュートは不規則な軌道を描きながら枠に吸い込まれ、U-17日本女子代表が4点目を挙げた。
後半アディショナルタイムにはPKから失点を喫したものの、4-1でU-17日本女子代表が勝利。
【スコア】
U-17オーストラリア女子代表 1-4 U-17日本女子代表
【得点者】
0-1 3分 佐藤もも・サロワンウエキ(U-17日本女子代表)
0-2 11分 佐藤もも・サロワンウエキ(U-17日本女子代表)
0-3 65分 眞城美春(U-17日本女子代表)
0-4 80分 平川陽菜(U-17日本女子代表)
1-4 90+6分 インディアナ・ドス・サントス(U-17オーストラリア女子代表)