バルセロナの選手たちはリーグ再開後の過密日程を終え、束の間の休息を楽しんでいる。数選手は、地元カタルーニャ州の外で息抜きをしているようだ。
21日、スペインメディア『El Español』が伝えた。

 19日にリーガ・エスパニョーラ最終節を終えたばかりのバルセロナの選手たちは、8月に行われるチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメントを前に、7月29日のトレーニング再開まで短い休暇を与えられている。

 だが、カタルーニャ州政府は新型コロナウイルスの感染拡大抑止のため、バルセロナ都市圏の住民に対して外出自粛を要請している。非常事態宣言はすでに解除されているため罰則こそないものの、政府は「不要不急の外出はしないこと」や「別宅への移動は行わないこと」などを強く求めている。

 そんななか、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシやウルグアイ代表FWルイス・スアレス、元スペイン代表DFジェラール・ピケ、ドイツ代表GKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンは、それぞれの家族を連れてバルセロナを後にする様子が目撃された。ラジオ局『Radio Marca』によると、メッシ家とスアレス家は一緒に観光名所のイビサ島へと出かけたようだ。