バルセロナは9日、スペイン代表DFパウ・クバルシと契約延長することで合意に達したことを発表した。

 なお、新契約は2027年6月30日までとなり、契約解除金は5億ユーロ(約838億円)に設定されたことも明らかになっている。


 2007年1月22日生まれで現在17歳のクバルシは、バルセロナのカンテラ出身で、今年1月のコパ・デル・レイ(国王杯)・ラウンド16のウニオニスタス戦でトップチームデビューを飾った。その後はセンターバック(CB)の主軸に定着し、ここまで公式戦通算20試合に出場。安定した守備対応に加えて、ビルドアップ能力にも定評があり、シャビ・エルナンデス監督からも高く評価されている。さらに、今年3月には17歳60日という歴代2位の若さでスペイン代表デビューも果たしている。

 契約延長に至ったクバルシは「まず初めにとても嬉しい。バルセロナと契約を延長することは子どもの頃からの夢だった。
これは僕にとって最高のことで、とても嬉しく思っている」と喜びを口にしている。