名古屋グランパスは28日、執行役員フットボール統括の山口素弘氏が執行役員ゼネラルマネジャーに就任することをクラブ公式サイトで発表した。また、黒部光昭氏が強化担当に就任することも併せて発表されている。


 現在51歳の山口氏は、現役時代に全日空サッカークラブ、横浜フリューゲルス(当時)、名古屋グランパス、アルビレックス新潟、横浜FCなどでプレー。日本代表としては、1998 FIFAワールドカップ フランスに出場している。2007年に現役を引退すると、2009年にS級コーチ資格を取得。2012年から2014年にかけて横浜FCの指揮官を務め、2015年にJリーグ・U-22選抜コーチ、2018年からは名古屋グランパスアカデミーダイレクター、2020年からは名古屋グランパス執行役員フットボール統括を歴任している。

 現在42歳の黒部氏は、現役時代に京都パープルサンガ(現京都サンガF.C.)、セレッソ大阪、浦和レッズジェフユナイテッド千葉アビスパ福岡カターレ富山、TTMカスタムズFCなどで活躍した。2003年には日本代表にも選出されるなど、第一線でプレーを続けてきた。
2015年に現役を引退すると、2016年から2020年にかけて富山の強化部長を務めている。