アトレティコ・マドリードを率いるディエゴ・シメオネ監督が、24日に行われたラ・リーガ第6節レアル・マドリード戦を振り返った。同日、スペイン紙『アス』が伝えている。


 前節終了時点で、1試合未消化の2勝1分1敗の滑り出しを見せているアトレティコ・マドリードは、24日に行われた第6節でレアル・マドリードと対戦。本拠地『シビタス・メトロポリターノ』にて絶対に負けられない“マドリード・ダービー”に挑んだアトレティコ・マドリードは、FWアルバロ・モラタの2ゴールとFWアントワーヌ・グリーズマンのゴールで、3-1の勝利を飾っている。

 まずシメオネ監督は、試合内容に言及。「満足だ。チームはいい試合をしたよ」と語った同指揮官は「2-0になったとき、我々はペースを落としすぎた。相手の得意なところでプレーするチャンスをたくさん与えてしまったね。
(好調な)ホセルがスタメンから外れてたとはいえ、彼らは多くの得点パターンを持っている。2-1というスコアでも我々に困難をもたらした」としつつ、「ハーフタイムには、このままいけば負ける可能性が高いと話した。彼らはクロス対応に弱点を抱えていて、ファーを狙おうとも共有していた。それがモラタの3点目が生まれた理由だ」と勝因を明かした。

 また、“エース”としてゴールを決めるとともに、献身性でも貢献したグリーズマンについては「私が生きてきたなかで、この種の場面において行動で表現してきた偉大なフットボールプレーヤーがいる。グリーズマンは、自分のプレーをするということはもちろん、自陣にまで戻ることや苦しむことさえも、困難に感じていない。
だから、彼はチームで最も重要な選手のひとりなんだ。(サムエウ・)リーノや(ロドリゴ・)リケルメ、若手のためにも…。我々は(互いの)良いところは真似していこう」と模範的であることを称賛している。

 公式戦3試合ぶりの白星となったアトレティコ・マドリードの次戦は28日、第7節オサスナ戦だ。