明治安田生命J2リーグ最終節での痛恨ドローにより2位から4位に転落した清水が、ラスト5連勝で5位に滑り込んだ山形を『IAIスタジアム日本平』に迎えての一戦。
序盤は山形が主導権を握る展開に。何度か決定機を生み出したものの、ことごとく相手GK大久保択生にチャンスを阻まれる。対する清水も途中から落ち着きを取り戻し、乾貴士を中心に山形のゴールを脅かしたものの、前半お互いに得点が生まれず、スコアレスで折り返す。
68分、清水に決定機が到来。後半途中から投入されたカルリーニョス・ジュニオがドリブルで中央を切り裂き、ペナルティエリア手前からゴール右隅を狙う。
山形は90分、ゴール前のこぼれ球に反応した小西雄大が左足を振り抜いたものの、鋭いシュートは枠を捉えることができない。一方の清水は後半アディショナルタイム1分、北川航也がペナルティエリア手前からコントロールショットでゴール右上を狙ったものの、クロスバーを叩いた。
試合はこのまま終了。お互い決定力に欠いたものの、上位有利のレギュレーションにより清水が決勝に駒を進めた。決勝では東京ヴェルディまたはジェフユナイテッド千葉と対戦する。
【スコア】
清水エスパルス 0-0 モンテディオ山形