シント・トロイデンに所属する日本代表GKシュミット・ダニエルが、双方合意の下で同クラブとの契約を解除し、ヘントと2027年夏までの契約を締結した。28日、両クラブが発表している。


 1992年2月3日生まれの現在31歳は、“ダン”の愛称で親しまれている。ベガルタ仙台でプロキャリアを始めると、ロアッソ熊本松本山雅FCへの期限付き移籍で経験を積み、2019年夏にシント・トロイデンに加入。身長197cmの体躯を活かしたパフォーマンスを発揮し、正守護神として在籍4シーズン半でクラブ公式戦通算114試合に出場していた。また、日本代表としても通算14キャップを誇っており、カタールW杯のメンバーにも選出された。

 ベルギーリーグ優勝経験もあるヘントは、1864年に創設された古豪クラブ。今シーズンは第20節終了時点で3位につけており、日本代表DF渡辺剛が在籍している。