前節の黒星、そして22日のカップ戦敗退から立ち直りたいチーム同士が『ノエビアスタジアム神戸』で激突。
神戸は54分、右から大迫勇也が送ったクロスに広瀬陸斗が合わせてゴールネットを揺らしたが、ハンドの判定で得点は認められない。
すると65分、なかなか決定的な場面を作れていなかった東京Vがラッキーな形で先制に成功する。染野唯月が右サイドに展開し、収めた翁長聖がペナルティエリア右からゴールに向かう低く速いクロスを送る。これが山口蛍のオウンゴールを誘った。
追いかける展開となった神戸は最後までゴールが遠く、東京Vが1点を守り切って勝利した。神戸は2022年11月以来となるリーグ戦連敗となり、鹿島アントラーズにかわされて3位へ後退した。東京Vは4試合ぶりの白星となった。
次節、神戸は6月1日に敵地で浦和レッズと、東京Vは同2日にホームで北海道コンサドーレ札幌と対戦する。
【スコア】
ヴィッセル神戸 0-1 東京ヴェルディ
【得点者】
0-1 65分 オウンゴール(神戸)