シーズン序盤からAFCチャンピオンズリーグ(ACL)とリーグ戦を並行して戦う両チームが激突した。
試合は立ち上がりからホームの広島が主導権を握り、ボールを支配して攻撃を仕掛ける展開となったが、なかなかシュートまでは持ち込めない。一方、横浜FMも時間の経過とともにボール支配率を高め、後方からパスを繋いで攻撃を試みたが、広島の高強度の守備に苦しめられて敵陣へ進むことに苦労した。前半は互いに全く譲らず、スコアレスで折り返す。
後半立ち上がりに試合が動いた。広島の田中聡が高い位置でボールを奪うと、加藤陸次樹が右サイドからクロスを入れて、ジャーメイン良がシュート。これがジェイソン・キニョーネスの手に当たり、広島がPKを獲得する。49分、このPKをジャーメインが自らゴール左隅に決めて、先制に成功した。
その後も一進一退の攻防が続き、横浜FMもゴールに迫ったが、最後まで同点に追いつくことはできず。ジャーメインの移籍後初ゴールが決勝点となり、1-0で試合終了。
次節は26日に行われ、広島はアウェイで清水エスパルス、横浜FMはホームで横浜FCとのダービーマッチに臨む。
【スコア】
サンフレッチェ広島 1-0 横浜F・マリノス
【得点者】
1-0 49分 ジャーメイン良(広島)
【ゴール動画】サンフレッチェ広島 vs 横浜F・マリノス