2025明治安田J2リーグ第3節の5試合が1日に行われた。

 2009年以来のJ1復帰に向けて開幕連勝を飾ったジェフユナイテッド千葉は、ホームでモンテディオ山形と対戦。
13分に山形の先制を許した千葉は、横山暁之と椿直起のゴールで逆転に成功するものの、すぐに試合を振り出しに戻される。2-2で折り返して迎えた64分、こぼれ球を鈴木大輔が押し込み、千葉が勝ち越しに成功する。そのまま逃げ切った千葉は3-2で勝利し、Jリーグ創設後クラブ史上初となる3連勝を達成。一方、山形は開幕3連敗となった。



 昇格候補と目されるV・ファーレン長崎とジュビロ磐田が直接対決。スコアレスで迎えた63分、笠柳翼がミドルシュートを突き刺して長崎が先制すると、この1点が決勝点となり、長崎が1-0で今季2勝目を掴んだ。連勝スタートの磐田は今季初黒星を喫した。



 ベガルタ仙台は大分トリニータに2-0で勝利した。開始8分にエロンが鋭いトーキックシュートで試合の均衡を破ると、23分に相良竜之介が強烈なミドルシュートを突き刺してリードを広げる。前半の2点を守り抜いた仙台は今季2勝目、大分は今季初黒星となった。





 昇格組のFC今治が、降格組のサガン鳥栖を破ってJ2リーグでの初白星を掴んだ。ウェズレイ・タンキの2得点とマルクス・ヴィニシウスの直接フリーキックが生まれて前半だけで3点を先行する。
77分に1点を返された今治だが、83分に弓場堅真が鳥栖を突き放す4点目を奪う。今治が4-1で快勝し、鳥栖は開幕3連敗となった。

 藤枝MYFCはブラウブリッツ秋田戦の直前にトップチーム内で集団食中毒が発生。藤枝のスタメンは前節から6人変更してFW登録4人、ベンチメンバー上限9人に対して7人のみと手負いの状況で、連勝スタートの秋田をホームに迎えた。試合は、秋田が先制したものの、藤枝が前半のうちに追いつく。すると88分、前田翔茉のプロ初ゴールで藤枝が逆転に成功。最後は秋田の反撃を耐え切った藤枝が、逆境をはねのけて今季初白星を手に入れた。

■J2第3節
▼3月1日(土)
ベガルタ仙台 2-0 大分トリニータ
ジェフユナイテッド千葉 3-2 モンテディオ山形
藤枝MYFC 2-1 ブラウブリッツ秋田
サガン鳥栖 1-4 FC今治
V・ファーレン長崎 1-0 ジュビロ磐田

▼3月2日(日)
13:00 ロアッソ熊本 vs RB大宮アルディージャ
14:00 いわきFC vs 徳島ヴォルティス
14:00 水戸ホーリーホック vs 愛媛FC
14:00 カターレ富山 vs ヴァンフォーレ甲府
14:00 レノファ山口FC vs 北海道コンサドーレ札幌
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