ベンチスタートとなった伊東純也は62分に菅原由勢との交代でピッチへ。
敵地での勝ち点上積みを狙う現在3位のサウジアラビアは、“対日本”を意識した5バックの守備的シフトで臨んだ。サウジアラビアを率いるエルヴェ・ルナール監督は「日本を相手にオープンな展開に持ち込むわけにはいかない」とその意図を明かしており、「スコアレスドローという結果には満足している」と勝ち点1を前向きに捉えた。ボール保持率は日本が77%、サウジアラビアが23%という最終スタッツとなっている。
「サウジアラビアとは何回もやったことありますけど、こんなに引いてくるのは初めてだったのでビックリしました」と伊東。「サウジアラビアとやる時は、どちらかというと支配率で負けている試合が多いイメージ」と話す。伊東が話す通り、アジア最終予選第3節の対戦ではホームのサウジアラビアが58%、日本が42%という保持率だった。「サウジアラビアはもともとレベルの高いチーム。そういうチームがブロックを組んできた時に、しっかりと崩せるようにしていきたい」と課題を挙げた。