サウサンプトンに所属するU-19イングランド代表FWタイラー・ディブリングに対し、複数のクラブが関心を寄せているようだ。26日、イギリス紙『テレグラフ』が伝えている。


 2006年2月17日生まれで現在19歳のディブリングはサウサンプトンの下部組織出身で、2023年8月に17歳でトップチームデビューを飾った。徐々に頭角を表すと、トップチームに定着した今シーズンはここまで公式戦30試合に出場し4ゴール2アシストをマーク。チームはプレミアリーグで最下位に沈んでいるが、右ウイング(WG)を主戦場とするディブリングは孤軍奮闘のパフォーマンスで評価を高めている。

 サウサンプトンが第29節終了時点で「9」ポイントの獲得に留まり、プレミアリーグ残留が絶望的となっていることから、ディブリングは今夏に他クラブへ移籍する可能性が高い模様。報道によると、トッテナムが熱烈な関心を寄せており、すでに今冬の移籍市場でも獲得に向けた動きを見せていたようだ。また、マンチェスター・シティやバイエルン、ライプツィヒも定期的にスカウトを派遣しており、獲得候補として動向を注視しているという。

 一方、サウサンプトンは今夏の移籍市場で強硬な姿勢を取る見込みで、ディブリングの移籍金として1億ポンド(約194億円)以上を要求する可能性もあると報じられている。

 今夏のステップアップが確実視されているディブリングだが、果たしてどのクラブが獲得に向けて大金を注ぎ込むことになるのだろうか。今後の動向に注目が集まる。
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