チェルシーでは負傷者が復帰に向けて準備を進めているようだ。28日、イギリス紙『イブニング・スタンダード』が伝えている。


 今月16日に行われたプレミアリーグ第29節のアーセナル戦(●0-1)の前日トレーニングで負傷してしまったことで今季初めてリーグ戦の先発から外れて欠場したパーマー。この影響でトーマス・トゥヘル監督が就任して初の活動を迎えたイングランド代表の活動も辞退を余儀なくされていた。

 チェルシーでは先月3日に行われたプレミアリーグ第24節のウェストハム戦(○2-1)で左ハムストリングを負傷して離脱していたセネガル代表FWニコラス・ジャクソンが、今週初めにトレーニングに復帰したものの、パーマーの状況については明らかになっておらず、状態に注目が集まっていた。

 そんななか、先月14日に行われたプレミアリーグ第25節のブライトン戦(●0-3)で左ハムストリングを負傷していたイングランド代表FWノニ・マドゥエケとともに、パーマーは28日に行われたトレーニングに復帰したことが伝えられている。

 これにより、4月3日に行われるプレミアリーグ第30節のトッテナムとの“ロンドン・ダービー”で3選手が起用できる可能性が浮上しており、前線の負傷者が相次いでいたチェルシーにとっては大きな後押しとなりそうだ。
編集部おすすめ