マンチェスター・ユナイテッドを率いるルベン・アモリム監督が、自身の去就に言及した。21日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。


 ヨーロッパリーグ(EL)決勝が21日に行われ、マンチェスター・ユナイテッドはトッテナムと対戦。42分にブレナン・ジョンソンに先制点を許すと、最後まで追いつくことができず、0-1で敗れた。この結果、プレミアリーグで16位に位置していることから、来季は11シーズンぶりに欧州大会に出場できないことが決定した。

 昨年11月にマンチェスター・ユナイテッドの指揮官に就任したアモリム監督だが、リーグ13位に位置していたチームを立て直すことはできず。また、ELは無敗で決勝まで進出したものの、タイトル獲得を逃したことで去就には注目が集まる状況となっている。

 試合後、アモリム監督は「もし上層部やファンが私を適任でないと感じたら、私は明日にでも辞めるだろう」と退任を伝えられたら辞める意思があることを明かした一方で、「しかし、辞任するつもりはない。自分の仕事に自信を持っている。ご覧の通り、やり方を変えるつもりはない」と自らクラブを離れることはないことを強調した。

「今、自己弁護のためにここにいるわけではない。それは私のスタイルではない。ファンに見せられるものは何もない。今は少しの自信が必要なんだ」

 また、この試合にフル出場したDFルーク・ショーは試合後、アモリム監督の資質について聞かれると、「現時点で彼が適任だと100パーセント言える」と同監督の続投を支持していると語りながら、次のように続けた。


「成績は全く芳しくない。だけど、僕は長年ここにいて、様々な監督を経験してきた。ルベンは僕にとって、さらに僕自身だけではなく、選手全員を代表しても言うことができるが、彼は間違いなくこのクラブを本来あるべき姿に戻すのに相応しい監督だ」

「非常に困難なプロセスになるだろう。僕たち選手はルベンを含め、多くの人々を失望させてしまった。もう一度言うが、僕たちは今シーズンを通して全く期待に応えられていない」


【ハイライト動画】トッテナムvsマンチェスター・ユナイテッド

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