INAC神戸レオネッサは2日、2025-26シーズンの新監督として宮本ともみ氏の就任が決定したことを発表した。

 現在46歳の宮本氏は現役時代に相模原SCやプリマハムFCくノ一、伊賀FCくノ一、東京電力女子サッカー部マリーゼなどでプレーしたほか、日本女子代表(なでしこジャパン)としても1997年~2007年まで国際Aマッチで77試合に出場した経歴を持っている。


 2013年から指導者キャリアを歩み始め、2017年からはU-16日本女子代表コーチを務めるなど、世代別の代表コーチを歴任した後、2021年~2024年まではなでしこジャパンのコーチを務めていた。

 2023年7月からINAC神戸レオネッサを率いていたジョルディ・フェロン監督が2024-25シーズンをもって退任したことを受け、新監督に就任した宮本氏は、同クラブ公式サイトで以下のようにコメントを発表している。

「これまで数多くのタイトルを獲得し、なでしこジャパンに多くの選手を輩出してきた日本女子サッカー界を牽引する素晴らしいチームを、監督として率いる機会をいただき心から感謝しています。全てのタイトル獲得を求められる重責がありますが、そのプレッシャーを力に変え、いつも前向きに選手やスタッフと一緒に日々努力していきます。ファン・サポーターやメディアの方々、そして地域の皆さまを巻き込んでINACに関わるすべての方が熱狂できるチームを作っていきたいです。応援よろしくお願いいたします!」
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