バイエルンの獲得候補にまたもや日本代表戦士が浮上したようだ。10日、ドイツ紙『シュポルト・ビルト』が伝えている。


 ドイツ代表FWレロイ・サネとの契約延長交渉が難航し、同FWセルジュ・ニャブリやフランス代表FWキングスレイ・コマンにも退団の可能性が浮上しているバイエルンは、今夏の移籍市場でウイング(WG)の補強を画策。パリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表FWブラッドリー・バルコラやアスレティック・ビルバオのスペイン代表FWニコ・ウィリアムズ、ミランのポルトガル代表FWラファエル・レオンらの動向を注視しているという。

 錚々たる面々が獲得候補に並ぶ中、バイエルンは欧州で活躍する日本代表戦士にも目を向けている模様。ブライトンに所属する三笘薫とレアル・ソシエダに所属する久保建英への関心が明らかになる中、この度『シュポルト・ビルト』が報じたところによるとフライブルクに所属する堂安律もリストアップされているようだ。

 バイエルンは複数のアタッカーが退団する可能性を考慮し、今夏の移籍市場で少なくとも2人のWGの獲得を目指しているとのこと。堂安へのオファーも選択肢の一つとして浮上しており、すでにクラブ内部でも議論されているという。なお、堂安との現行契約を2027年6月末まで残すフライブルクは、移籍金として1500万ユーロ(約25億円)程度を要求しているようだ。

 現在26歳の堂安はガンバ大阪やフローニンゲン、PSV、ビーレフェルトを経て2022年夏にフライブルクへ加入した。初年度から主力として活躍すると、在籍3年目の2024-25シーズンはブンデスリーガ34試合に出場し、キャリアハイとなる10ゴール8アシストをマーク。チームのヨーロッパリーグ(EL)出場権獲得に大きく貢献した。
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