アーセナルは31日、香港で行われたプレシーズンマッチでトッテナムと対戦。イギリス国外で行われる初のノースロンドン・ダービーとして大きな注目が集まった一戦は、前半終了間際にセネガル代表MFパペ・マタル・サールに“超ロングシュート”を決められ、0-1で敗北。黒星でアジアツアーを終えた。今後、8月6日には本拠地『エミレーツ・スタジアム』でビジャレアルとのプレシーズンマッチに臨む。
同試合では、後半途中からU-21スペイン代表DFクリスティアン・モスケラとスウェーデン代表FWヴィクトル・ギェケレシュがピッチに立ち、アーセナルでのデビューを飾ったものの、一方で欠場者も目立っていた。今年4月にハムストリングの手術を受け、1度はトレーニングに復帰しながら、再び違和感を覚えたブラジル代表DFガブリエウ・マガリャンイスだけでなく、昨季閉幕直前に足首の手術を受けたオランダ代表DFユリエン・ティンバーも、依然としてプレシーズンマッチのピッチには立てていない。そして、今月23日のミラン戦、27日のニューカッスル戦では先発出場していたイタリア代表DFリッカルド・カラフィオーリも、ノースロンドン・ダービーには不在だった。
アーセナルは今月17日、2025-26シーズンのプレミアリーグ開幕戦でマンチェスター・ユナイテッドと対戦する。アルテタ監督はトッテナム戦の後、最終ラインの3選手について、「彼らは開幕戦には間に合わない可能性があるのか」と尋ねられたところ、「そうは思わない」と返答。「彼らが過去の数日間のように順調に回復してくれれば、3人とも開幕には間に合うはずだ」と言葉を続け、合流が間近であることを認めた。
同様に、今夏の新戦力でもある元スペイン代表GKケパ・アリサバラガも、トッテナム戦を欠場していたが、アルテタ監督は「ニューカッスルとの試合中に違和感を感じたため、リスクを冒さないことにした」と説明。また、トッテナム戦の後半途中からピッチに立ったベルギー代表FWレアンドロ・トロサールは、わずか17分の出場でピッチを後にしていたが、アルテタ監督は「彼は少し違和感を訴えていた。
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