現役時代にセルティックでプレーした元イングランド代表FWクリス・サットン氏が、同クラブが日本代表FW前田大然を売却する可能性について言及。同選手を「非常に重要な存在」と評し、古巣に対して慰留に向けて努力するようメッセージを送った。
7月31日(現地時間)、セルティック専門サイト『67 HAIL HAIL』が伝えている。

 2024-25シーズン、前田は公式戦51試合で33ゴール12アシストをマーク。セルティックの攻撃を力強くけん引した。『67 HAIL HAIL』が伝えたところによると、同クラブのレジェンドであるサットン氏は、サッカー界の“伝説”になぞらえて前田を絶賛した。

「マエダはセルティックにとってのマラドーナのような存在だ。(インタビュアーから「誰のような人ですか?」と聞き返されると)マラドーナみたいなもの。信じられないかもしれないが、クラブにとってはそれほどの存在だ」

 セルティックを代表する選手となった前田には、プレミアリーグのブレントフォード行きの噂が出ている。サットン氏は前田の残留を強く支持し、セルティックが売却に動く可能性について次のように一蹴した。

「いい加減にしろ。マエダを売って何の意味があるんだ? そんなことをするくらいなら選手全員を売ればいい。セルティックには(選手の売却で利益を得る)モデルがあるのは分かっているし、それは理解している。でも、今回は全く馬鹿げているんだ。
ベストプレーヤーを全て売り払うなんて不可能だ」

 クラブレジェンドから熱烈な支持を受ける前田の去就に、今後も引き続き注目が集まる。
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