バルセロナのハンジ・フリック監督が、7月30日に行われたFCソウル戦を終えてチームの出来を総括。キャプテンマークを巻いて1ゴールを決めたスペイン代表MFガビを称賛した。
7月31日(現地時間)、スペイン紙『マルカ』が伝えている。

『ソウルワールドカップスタジアム』で行われたバルセロナとFCソウルによるプレシーズンマッチは、バルセロナが7-3で大勝。新たに背番号「10」を継承したスペイン代表FWラミン・ヤマルが前半だけで2ゴールを記録した他、後半から投入された同国代表FWフェラン・トーレスも2ゴールをマークした。

『マルカ』によると、フリック監督は「前半は良いスタートを切ったものの、その後少し動きが鈍くなった。しかし、後半はガビ、フェラン、マーカス(ラッシュフォード)らの活躍で素晴らしいレベルに戻った」と、チームの出来を評価した。

 続けてフリック監督は、2024-25シーズンに右膝前十字じん帯完全断裂および外側半月板損傷の重傷から復帰したガビのプレーぶりを絶賛。「ガビのプレーはまさに私が見たいと思っていた通りのものだった」と語り、賛辞を惜しまなかった。

「キャプテンとしてチームを牽引する姿を見たいと思っていた。まさに今回のような姿だ。我々はすでに昨季終盤から彼の言プレーを見ているけど、今では非常に高いレベルに達しているよ」

 新シーズンのガビの起用法について、指揮官は「6番と8番の両方でプレーできる」と回答。スペイン代表MFペドリや同国代表MFフェルミン・ロペス、同国代表MFダニ・オルモ、オランダ代表フレンキー・デ・ヨングらとともに、中盤で重要な役割を担うことを明言した。
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