アスレティック・ビルバオは、元スペイン代表DFセサル・アスピリクエタ(現:セビージャ)の“甥”にあたる、セルヒオ・ヌインを引き抜くようだ。13日、スペイン紙『アス』が報じている。


 “バスク純血主義”を掲げるアスレティック・ビルバオは、バスク地方にルーツを持つ選手にしかプレーを許さない方針のクラブとして、知られている。それにも関わらず、レアル・マドリード、バルセロナと並んで、ラ・リーガ創設以来一度も降格経験がないのだ。その秘訣は、『レサマ』と称されるカンテラからトップチームまでが使用する練習場にあり、崇高な哲学が脈々と流れるこの場所には、常に同地方の逸材が集結してきた。現トップチームにおいても、ウナイ・シモン、ダニ・ビビアン、アイメリク・ラポルテ、ニコ・ウィリアムズ、イニャキ・ウィリアムズなどが、『レサマ』でフットボーラーとしての土台を築いている。

 そんな『レサマ』に、かつてオサスナやチェルシー、スペイン代表でもプレーしたセサル・アスピリクエタの“甥”が到着するようだ。スペイン紙『アス』によると、2010年7月13生まれ(現在15歳)のセルヒオ・ヌインは、スタミナとフィジカルに優れている選手で、右サイドバックを主戦場にセンターバックとしてもプレーできるユーティリティ性も兼ね揃えており、アスピリクエタの“血脈”を感じさせるとのこと。現在は、オサスナのカンテラに所属するとともに、U-16ナバラ州選抜のキャプテンも務めている。

 なお同紙は、かつてアスピリクエタも、アスレティック・ビルバオのスカウト陣の目にとまったが、具体的な移籍交渉にまで発展することはなかったと指摘。そして幾ばくかの歳月が流れた今、甥にあたるヌインが、トップチームに所属するヘスス・アレソやウーゴ・リンコン(今季はジローナへレンタル移籍)の足跡を辿るように、タホナール出身の右サイドバックとして、アスレティック・ビルバオに加わることになると併せて伝えている。

 アスピリクエタ家の“未完の大器”は、アスレティック・ビルバオの枢機こと『レサマ』で、どのような選手に育つのだろうか。
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