マンチェスター・ユナイテッドに所属するイングランド代表DFハリー・マグワイアに追加の出場停止処分が下された。15日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。


 マグワイアは3月20日に行われたプレミアリーグ第31節のボーンマス戦(△2-2)に先発出場していたが、78分に決定機阻止によってPKを与えると同時にレッドカードが提示され、一発退場となり、今月13日に行われた第32節のリーズ戦(●1-2)は出場停止となっていた。

 現在3位のマンチェスター・ユナイテッドは次節、18日にチャンピオンズリーグ(CL)出場権を争う6位チェルシーとの直接対決を控えており、本来ならマグワイアは戦列に復帰できるところだった。

 しかし、退場判定が下されたボーンマス戦のピッチを去る際に第4審判のマット・ドノヒュー氏に不適切な発言をしたとして、イングランドサッカー協会(FA)から告発されていたマグワイアは、追加の1試合の出場停止に加え、3万ポンド(約650万円)の罰金処分も下されることなった。

 FAは処分の理由について「退場処分を受けた後、第4審判に対し不適切な言動、または侮辱的な言葉や行動をとった」と声明を発表。ドノヒュー氏の書面による理由書の中で「マグワイアはピッチを去る際に私に近づいてきて、『お前は冗談だ。お前ら全員、クソみたいな冗談だ』と叫ばれた」と綴っていたことが明らかになっている。

 一方、マグワイアは書面による陳述の中で、「退場処分を受けてピッチを去る際、『クソみたいな冗談だ』といった趣旨のことを言った。第4審判員や他の審判員を冗談呼ばわりしたり、その他の侮辱的な言葉を使ったりしたことは断じてない」と発言内容を否定したものの、自身の行為が不適切であったことを認め、発言について謝罪したことも伝えられている。

 なお、規律委員会はマグワイアに対して2試合の出場停止処分を検討したが、マグワイアが処分を受け入れたことなど「情状酌量の余地」を考慮し、1試合の追加出場停止処分が適切であると判断したようだ。

 これに伴い、前節のリーズ戦では相手選手の髪の毛を引っ張ったことでアルゼンチン代表DFリサンドロ・マルティネスが一発退場となっていたことに加え、オランダ代表DFマタイス・デ・リフトも背中の負傷で戦列を離脱しているため、マンチェスター・ユナイテッドはチェルシー戦で起用できる純粋なセンターバック(CB)が20歳のU-21フランス代表DFレニー・ヨロと、19歳のU-20イングランド代表DFエイデン・ヘブンのみとなってしまった。

 左サイドバックが本職のイングランド人DFルーク・ショーをCBとして起用する可能性もあるが、果たしてマイケル・キャリック暫定監督はどのような布陣で重要なチェルシー戦に臨むことになるのだろうか。


【ハイライト動画】ボーンマス戦で一発退場となったマグワイア

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