バルセロナがヴィトルル・コンスタンツァ(ルーマニア1部)に所属するルーマニア代表MFヤニス・ハジの獲得に関心を示しているようだ。ルーマニアメディア『Gazeta Sporturilor』が報じている。


 20歳のヤニス・ハジは90年代に活躍した“ルーマニアの英雄”ゲオルゲ・ハジ氏の息子だ。父親譲りのプレーメイカーとしてのセンスは早くから注目を集め、2016-17シーズンにはフィオレンティーナでもプレーした。

 A代表でも5キャップを記録している同選手は、U-21代表としても現在開催中のUEFA U-21欧州選手権で母国のベスト4進出に貢献。再び欧州のビッグクラブからの関心を集めるようになった。

 レアル・マドリードもヤニスの獲得に関心を示すなか、バルセロナは同選手の移籍金として750万ユーロ(約9億円)をヴィトルルに提示する模様だ。両クラブでプレーした経歴の持ち主の息子はどのようなキャリアを歩むことになるのだろうか。