◆パ・リーグ オリックス―ロッテ(21日・京セラD大阪)

 今季初勝利を期すロッテ・西野勇士投手は、5回2死満塁から1番・広岡に先制左前適時打を許した。

 昨季9勝を挙げた右腕は、今季は試合前時点で5試合に投げて0勝3敗、防御率3・86。

この日はテンポのいい投球でスコアボードに「0」を並べたが、5回には1死から6番・杉本に左安、7番・野口に四球で1死一、二塁のピンチ。8番・若月を二飛で打ち取り、9番・大里に四球を与えて2死満塁とすると、1番・広岡に先制左前適時打を許した。

 相手先発は今季無敗のエース左腕・宮城。打線は、3回に先頭・池田来翔内野手の左翼フェンス直撃の二塁打で出塁すると、四死球が絡んで1死満塁のチャンスメイク。だが、2番・藤岡、3番・藤原が連続三振に倒れて得点を奪えなかった。

 チームは試合前時点で、5月はいまだに連勝がなく、3勝11敗。借金は「10」で、チーム打率は12球団ワーストの打率2割3厘と苦しい状況が続いている。

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