◆パ・リーグ 日本ハム2×―1ソフトバンク(21日・エスコン)

 ソフトバンクは今季2度目のサヨナラ負けで、連勝が3で止まった。20日に今季初の貯金1としたが、勝率5割に逆戻り。

今季初先発の松本晴が5回3安打1失点と好投したものの、打線が北山に苦戦した。2回に中村、柳町の連打から1死二、三塁をつくり、山川が中犠飛。先にリードを奪ったが、同点の9回に大山が1死満塁を招き、郡司にサヨナラ打を浴びた。

 小久保監督は「投手はよく頑張った。大山も経験にして次に生かせばいい。(松本)晴も(開幕は先発の)6番手に入れないなか、2軍はもったいないからという判断で(中継ぎで起用して)、ずっといい状態だった。本人もいずれ先発でと思っていて『よっしゃ』と思っただろうけど、そのまま結果に出た。自信にしてもらいたい」と前向きに語った。松本晴の58球での交代は「プラン通り」。今季初の先発ということもあり、球数もイニングも「どっちも」と事前に想定したタイミングで代えた。

 打線は4安打で北山に完投を許したが「日本ハムは、ああいうピッチャー多いよね。120球を超えても球威が落ちない。

野手もあの姿を見たら、心が打たれるでしょう」とたたえた。

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