オリックス・東山玲士投手(25)が右肘じん帯再建術(通称=トミー・ジョン手術)を受けたことが19日、分かった。社会人・ENEOSから昨年のドラフト5位で入団し、即戦力として期待された右腕。
最速151キロの東山は2月のキャンプを順調に過ごし、オープン戦では2試合を無失点だった。リリーフの一角として見込まれた中で、戦線離脱。保存療法での回復も思わしくなかったため、手術を決断した。一般的に復帰まで1年以上かかるとされるが、入団1年目。将来を踏まえ、球団側も最大限にサポートする。
また4月29日のウエスタン・くふうハヤテ戦(さとやく)で負傷降板した育成の前佑囲斗投手(23)も、近日中に右肘のトミー・ジョン手術を受ける予定。前は津田学園から19年のドラフト4位で入団し、昨年オフに育成で再契約を結んでいた。チームでは3月に吉田と宇田川が、4月にも小木田が同様の手術を受け、リハビリを進めている。