◆JERA セ・リーグ 阪神―巨人(21日・甲子園球場)

 巨人で今季初めて1、2番コンビを組んだ増田陸内野手と門脇誠内野手が、6回まででともにマルチ安打をマーク。前夜完封負けを喫した阪神を相手に躍動している。

 増田陸は22年8月10日の中日戦(バンテリンドーム)以来、3年ぶりとなる1番で出場。初回先頭でビーズリーから左前打を放つと、4回1死一塁でも8球目の低めスライダーをすくい上げて左前へ運んだ。4月下旬の1軍昇格から打率3割5分前後を維持と好調をキープする男が、1番抜てきにこたえた。

 門脇は4月27日の阪神戦(甲子園)以来、約1か月ぶりの先発出場となった。初回に送りバントを決めると、2回に左前打、4回に中前打をマークした。遊撃で開幕スタメンだった今季は打率1割台と打撃の状態が上がらず、5日にプロ入り後初の2軍降格を経験。16日の再昇格後初スタメンで、結果を残した。

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