◆パ・リーグ 日本ハム2―1ソフトバンク(21日・エスコンフィールド)

 日本ハムの郡司裕也捕手が今季2度目のサヨナラ打の舞台裏を語った。同点の9回1死満塁、目の前で4番・レイエスが敬遠され、「亀井怒りのホームランみたいな気持ちでいこうかな」と17年6月18日の東京ドームでの巨人対ロッテ戦、巨人・亀井が前の打者が3打席敬遠された後、放ったサヨナラ弾をいったんはイメージした。

しかし「ちょっと待て、冷静にここは郡司勝負だろ。普通そうだよな。冷静な郡司がいました」と前の3打席凡退の自分との勝負は当然だと気持ちを整理し、劇打につなげた。

 捕手らしい読みも生き、「キャッチャーは意思を持ってサインを出すので、僕だったらどう抑えるか一緒になって考える」と「捕手・郡司」の思考がサヨナラ打につながったと明かした。

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