【大学野球】青学大が５季連続１７度目のＶ　勝ち点５の完全優勝　いざ大学選手権…史上初の３連覇目指す
安藤寧則監督を胴上げする青学大ナイン（カメラ・渡辺　朋美） 画像（1枚）

◆東都大学野球春季リーグ戦　最終週第２日▽青学大６－１国学院大（２３日・神宮）

　青学大が５季連続１７度目のリーグ戦制覇を成し遂げた。国学院大を投打で圧倒し、勝ち点５の完全優勝。

東都リーグでの５連覇は、２０１１年春からＶ６を果たした亜大以来になる。

　青学大は、全日本大学野球選手権（６月９日開幕・神宮、東京Ｄ＝報知新聞社後援）へ３年連続８度目の出場も決定。史上初の大会３連覇に挑む。

　最後まで強かった。勝てばＶの今春ラストマッチ。先発した左腕のヴァデルナ・フェルガス（４年＝日本航空）が３回まで実に８Ｋの奪三振ショー。５回を投げ２安打無失点、無四死球の８奪三振とチームに勢いをもたらした。

　打線も呼応する。初回、敵失に乗じて１点を先制すると、３回には４番・渡部海捕手（３年＝智弁和歌山）、５番・初谷健心内野手（４年＝関東第一）の連続適時打などで４点を追加。試合の主導権を握った。

　最後は来秋ドラフト１位候補の呼び声高い３年生右腕・鈴木泰成投手＝東海大菅生＝が締めた。

　今春のリーグ戦では、今秋ドラフト候補でエース右腕の中西聖輝（４年＝智弁和歌山）が６勝２敗、防御率１・４１の好成績。

７０回１／３を投げて８７奪三振と圧巻の内容で、大黒柱の役割を見せた。投打に歯車がかみ合った青学大が勢いのまま、前人未踏の大学選手権３連覇に突っ走る。

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