◆JERAセ・リーグ 中日0―3阪神=延長11回=(23日・バンテリンドーム)

阪神は2試合連続となった延長戦をものにして連敗を2で止め、バンテリンドームでは開幕3連敗ストップだ。延長11回1死二塁で近本が中堅左へ決勝打。

投手陣も無失点リレーで今季7度目の完封。今季国指定の難病「胸椎黄色じん帯骨化症」から復帰した湯浅は同10回を1安打無失点にまとめ、22年8月30日・広島戦(甲子園)以来、997日ぶりに白星を挙げた。

 藤川球児監督はナインをたたえた。前カードの巨人戦は4時間超のゲームを2試合続けて1点差で競り負けただけに、「昨日、一昨日もゲームの展開はすごく近いものがある。その中で総力戦で耐えながら、この1勝は非常に大きいと思います。総じて見ていると、何かが抜けるまでは大変だなと。どのチームもそうですけど、我慢のし合い」とうなずいた。

 

 

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