◆米大リーグ レッズーカブス(23日、米オハイオ州シンシナティ=グレートアメリカンボールパーク)

 カブス・鈴木誠也外野手が敵地レッズ戦に「3番・右翼」でスタメン出場し、3試合ぶりとなる13号3ランを放った。8―6の8回表2死一、三塁から86・2マイル(約138・7キロ)の直球を左翼席に放り込んだ。

打球速度108・9マイル(約175・3キロ)、角度21度の弾丸アーチ。4回の第2打席にセンターへの二塁打、7回の第4打席に左前打を放っており、今季5度目の猛打賞となった。

 誠也は20日の敵地・マーリンズ戦で12号2ランを放つなど、5打数3安打4打点の大暴れ。同日終了時点で43打点となってリーグ単独トップに立った。21日は同戦では打点はなかったため、試合前時点で依然としてリーグトップ、MLB全体でもジャッジ(ヤンキース)に次ぐ2位につけていた。

 チーム51試合で46打点は、シーズン146打点ペース。昨季のドジャース・大谷が記録した130打点のメジャー日本人歴代最多打点を上回るペースで、打点を稼いでいる。日本人選手のシーズン100打点以上は、過去に松井秀喜と、大谷の2人しか記録していない。

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