◆米大リーグ メッツ―ドジャース(23日、米ニューヨーク州ニューヨーク=シティフィールド)

 ドジャースが攻守で珍プレーを連発した。

 まずは両軍無得点の3回1死一、二塁。

ベッツが中堅へ飛球を放つと、中堅手のテーラーと右翼手のソトが交錯するようになったが、なんとかテーラーがお手玉しながらもキャッチ。一塁走者の大谷と二塁走者のコンフォートはタッチアップしてそれぞれ二、三塁へ進塁した。テーラーは二塁に送球。メッツ側はコンフォートが二塁を離れるのが早いとアピールしたが、ルール上はお手玉をして最終的にボールを補球するタイミングではなく、ボールがグラブに触れたタイミングでタッチアップしていいこととなっており、二塁はセーフで2死二、三塁となり、その後1時間38分の中断があったが、スミス、T・ヘルナンデスの連打で3点を先取した。

 ドジャースの守備で珍しいシーンがあったのは2点をリードした4回1死三塁。アロンソの右飛で三塁走者のマルテはタッチアップで本塁を狙ったが、右翼手のT・ヘルナンデスが本塁へ好送球をしてタッチアウトとなった。だが、三塁手のマンシーが捕球のタイミングで走者と右翼手の視線上に入ったとして走塁妨害と判定され、マルテの生還が認められた。

編集部おすすめ