◆東京六大学野球春季リーグ戦 第7週第1日▽明大6―0法大(24日・神宮)
明大が4季ぶり44度目の優勝に王手をかけた。初回、2死無走者から榊原七斗(3年=報徳学園)が四球で出ると、小島大河(4年=東海大相模)から4連打で3点を先制。
優勝を目前にしていた前週の早大戦では相手のエース右腕・伊藤樹(4年=仙台育英)にノーヒットノーランを喫するなどして勝ち点奪取ならず。この日2安打2打点で勝利に貢献した木本圭一主将(4年=桐蔭学園)は「この1週間は丁寧に振り返ってきました。いつも毛利に頑張ってもらっているので打ててよかったです」と表情を緩めた。
25日の第2回戦も連勝すれば勝ち点4に。早大が最終週の慶大戦で連勝して勝ち点4にしても勝率で及ばないことから、明大の4季ぶり44度目の優勝が決まる。「とにかく一戦必勝で目の前の試合を勝ちにいく。明日に向けてしっかり準備したい」と戸塚監督が言葉を強めれば、木本も「明日勝たないと意味がない」と宣言。やっぱりメイジがナンバー1であることを証明してみせる。