◆パ・リーグ 楽天2―1日本ハム(24日・楽天モバイル)

 楽天・荘司康誠投手が日本ハム戦に先発して6回5安打1失点で、昨年4月29日のロッテ戦(ZOZO)以来、390日ぶりとなる白星を挙げた。

 初回、先頭の浅間に安打を許すなど、1死満塁のピンチを招いたが水野を空振り三振、清宮幸は二ゴロに仕留めて無失点で切り抜けた。

味方打線がその裏、浅村の先制打と宗山の適時打で2点を奪った。4回、荘司は1死二、三塁で万波を二ゴロに打ち取ったが、その間に三塁走者が生還して1失点。6回を投げ終えて、2番手の加治屋と交代後はベンチで勝利を願った。

 昨年9月に右肘のクリーニング手術を受けて、今季は試合前まで2試合に先発も白星に恵まれなかった。それだけに「うれしいですね。めっちゃ力が入りました」と喜びをかみしめた。初回に浅村が通算2000安打を達成したメモリアルゲーム。「絶対に負けられないみたいなことは思った。それにプラスして、それ以上に自分がしっかり投げると。その辺は割り切っていきました。自信になったというか、手応えのある登板だったので、継続してやっていきたい」と次なる2勝目に向けて意欲を示した。

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